『間取りの基礎』 ②動線とは、、、
こんにちは、三田村です。
今日は、間取りについての
②動線とは、、、について考えます。
間取りを考える上で大切なことがあります。
スムーズに家の中を移動できるような『動線』
です。動線とは人がどのように動くかを図面上に
線であらわしたものと考えられます。この動線
をなめらかで動きやすくなるように設計する
ことで、暮らしやすい家ができあがります。
玄関からリビング、リビングからダイニングなど、実際
に歩く場面を想像しながら考えてみましょう。
家の中での動線は「生活動線」とも呼ばれ、
「表動線」、「裏動線」、「家事動線」の3つ
で構成されています。
表動線とは、お客様など家族以外が利用する動線の
ことで、玄関から各部屋へ移動する為の動線を
さします。
一方、裏動線とは、キッチンに出入りする動線や
勝手口からの動線等のことで、お客様にあまり見せる
ことの無いプライベートな動線です。裏動線は
おもてなしの為の動線であるため、お客様の動きと
ぶつからないようにするのが基本です。
表動線と裏動線が重ならないような設計をすることで
お客様も家族もそれぞれが不便な思いをする事がなくなります。
家事動線は、その名の通り日常の家事で使う動線のことです。
洗濯機から物干し場、キッチンからダイニングなど頻繁に使う
動線は、移動しやすい設計にしておくととで、家事の負担
も軽減されます。
また家族であっても、それぞれ利用する動線が違います。
家族の1日の行動パターンを考え、もっとも快適な動線を
考えるようにしましょう。
では、今日はここまでにします。