ティピーテントの作り方
腕がパンパンな木村です。
昨日は休みだったので、雑草に埋もれていた草を刈っていました。
ハンドタイプの芝刈り機。
ここも、あそこも、あっあの木の下も、と気がついたら2時間刈っていました。
筋肉痛一歩手前です。
最近、公私ともに手を酷使しすぎているので疲労が回復していませんね。
先週は2つ目のティピーテントをつくっていました。
毎月第3土曜日にバロー上越モール店にて『ミタスタ』を行っています。
ミタムラが行うものづくりスタジオなので、ミタ+スタで『ミタスタ』。
ものづくりワークショップ+お家のご相談。
5月のミタスタより登場のキッズサイズのティピーテント。
お子さまに大好評だったので、6月のミタスタに合わせて2つ目をつくることになりました。
決まったのはミタスタの4日前…。
つくるのは私、木村です。
作り方をまとめましたのでご紹介します。
2つ目なので、CADで図面をかいてみました。
私がつくるティピーは5角形。
三角形4枚と1/2三角形2枚でなりたっています。
トップ写真のティピーは三角形1枚の底辺70cmでつくりました。
布幅は出来上がりで100cmです。
底辺70cmティピーで長さは3mほどで作れます。
前回のボーダー柄はもう少し大き目で作ってあります。
緑色実線で裁断して、点線は折り返しまたは縫い合わせの部分です。
布幅が110cm程度ありましたので、図の上側は裁断後ほつれるので縫い代をとってあります。
下側は面倒だったので購入時の端のままです。
縫い代は1回おり返すだけで、ほつれ止めにジグザク縫いをかけてあるだけです。
支柱はコストと重さを考えて竹にしてあります。
ホームセンターでの1本あたりの参考価格は、竹60円、丸棒800円。
丸棒の方がきれいですが値段が高くて(>_<)
竹だと節があるので、ささくれをやすりで処理かけて使っています。
小さな子のことを考えて、支柱の部分は『袋縫い』にしてあります。
節が顔などに直接あたりません。
丸棒を使うのであれば、袋縫いをしなくても紐等でところどころ固定すればOKです。
袋縫いにしなければ、使う布も手間もかなり減ります。
市販のティピーテントでも袋縫いにしていないものもけっこうあります。
袋縫いにするのかしないのかを決めてから、布の寸法出しをしてくださいね。
竹棒上部に穴をあけて、紐を通して結んであります。
これをしないと棒がぬけてしまいます。
電気ドリルで穴をあけています。
なければ、結ぶだけでもどうにかなります。
ティピーテントの構造上の説明はとりあえず終了。
布の印つけにはいります。
長い斜め直線が多いので、長い定規があると便利です。
線を引くだけなので目盛がついてなくてもまっすぐのものであればよいです。
30cm定規で目印線をとっておいて長いもので線をひく。
ショップでは測量用の棒で線引きをしました。
ある程度重さもあるので最高に使いやすいです(^^)
自宅で引く時には板で線をひきました。
テントの中にいる子どもの様子をみたい。
子どもも「見て~」と外にいるお母さんと遊べるように、丸い窓もつくってみるとよいですよ。
円形の箱があったので、それで線をひきました。
縫い代もつけてあります。
線がひけたら、確認して裁断していきます。
間違えて1/2三角形を同じものを2枚つくってしまいました。
しるしつけの失敗ですね。
この部分には気つけましょう。
裁断がおわったら、袋縫いを意識しながら三角形を縫い合わせていきます。
入口部分1/2三角形を縫い合わせる部分は力がかかる箇所なので、丈夫に縫い上げてください。
最後に棒を通せば完成です。
テントを広げた時には感動しますよ♪
一人じゃできない!という方、ショップでなら無料でお手伝いしますよ。
しるしつけからはじめて、最短で2時間半です。
教えながらとなると、その倍はかかると思います。
2回、3回にわけてがんばってみませんか?
子どもがかなり喜ぶティピーテント。
一緒に作ってみましょう!