トイレのプチ修理
暑いですね。
暑いのがとても苦手な木村です。
毎年のことながら、この時期になるとひたすらじっとして我慢しています。
先日、家族から「トイレのタンクに水が貯まらない!」と言われました。
こういった家の細かい修理ごとは私の役目なんです(^_^;)
朝の出勤前で忙しく、ざっとだけ見ることにしました。
2階にもトイレがあり、とりあえず使えなくても大丈夫です。
TOTOのトイレだったので、TOTOのホームページより図をお借りしました。
まずは水をとめることが一番先。
止水栓をしめました。
図の止水栓はカランのような形状のものや、マイナスドライバーでしめる形状のものもあります。
今回のようなトラブルは、大抵、バルブか浮玉が原因なので適当にタンク内をかまってみました。
止水栓の水を再び出して確認。
すぐに水は貯まるようになりましたが、水位調整リングのあたりからとてもゆっくり水がタンク内にしずくが落ちています。
赤い丸印のところからしずくが落ちています。
とりあえず、再度水を止めて出勤です。
帰宅後、ネットで調べると原因が見えてきました。
今はこうやって気軽に調べることができて便利ですね。
このバルブ部分を交換すればよいようです。
取扱説明書を引っ張り出し、タンクの品番を調べました。
部品の品番はおおまかなものしか出ておらず、タンクの品番からTOTOのホームページを見てました。
部品の品番を調べることができました。
ホームセンターで部品を取り寄せてみました。
翌日には届くと思っていたのですが3日間もかかりました。
価格は500円程度でした。
再度、止水栓をしめて水をとめて作業開始です。
赤い丸印の左にあるネジを回してはずすのですが、これが面倒でした。
手持ちのドライバーでは大きすぎてタンク内にぶつかってしまいます。
マイナス部分にはまる適当な物をさがしてきて、地道にペンチで回してはずしました。
これがはずしたバルブ。
赤い丸印に斜めの切りこみがありますが、これは新品でもあります。
頭部分の黒いゴムの部分が今回の原因。
劣化でカチカチになっていてやわらかさがありません。
これではパッキンの役目をはたしていません。
このバルブを交換しました。
この部分には水位調整リングがあり、この部分の締め具合によりタンク内の水位が決まります。
設定水位が高すぎると、オーバーフロー管から便器内に水が流れて水の無駄になってしまいます。
逆に水位が低すぎれば、水流が弱くなり流れづらくなります。
オーバーフロー管に適正水位が書いてありますので、その高さで水が止まるように調整します。
交換作業は10分程度でした。
タンク式は仕組みが簡単なので直しやすいですね。
ついでなので、タンク内も掃除しておきました。
常に水がたまっている場所なのでカビが発生しやすい場所です。
たまに掃除するとすっきりしますよ。
分解掃除が趣味の木村でした。