漆喰を検討中の方必見!驚きの特徴 | 上越市で自然素材の住宅を建てるならミタムラ
みなさんは自然素材の「漆喰(しっくい)」をご存知ですか?
漆喰は、石灰石を加工してできる白く美しい天然の壁材です。
真っ白なお城の壁や、京都や倉敷の街並みなどは漆喰が多く用いられています。
また、日本だけでなくヨーロッパなどでも建築材として古くから用いられています。
そんな漆喰は、自然素材として住宅の壁に用いるのにぴったりです。
今回はそんな漆喰の特徴について、詳しくお伝えしていきます。
□漆喰とは
漆喰とは、石灰という白い粉を焼いて水を加え、水和反応させて得られる消石灰に、麻の繊維やフノリと呼ばれる海藻を混ぜ合わせ練ったものです。
元々、石灰は太古の海中の生物の遺骸の堆積物からなる石灰岩であり、加工して作られた漆喰は空気中の二酸化炭素と反応することで、100年かけてこの石灰岩の強度まで戻ると言われています。
□漆喰のメリット5つ
・消臭効果
漆喰は水酸化カルシウムと呼ばれる強アルカリ性の主成分であるため、においの原因となるカビや細菌を分解する作用があります。
そのため、生活臭が気にならなくなるという効果があります。
・耐久性に優れている
漆喰は100年かけて空気中の二酸化炭素と反応することでゆっくり固まっていくため、定期的に張り替えるビニールクロスのような手間がかかりません。
・火災に強い
漆喰は昔からお城の壁に使われていたというほど燃えにくい材質です。 出火しても燃え広がりにくいという特性があります。
・吸放湿作用がある
高温多湿な日本でも快適に過ごせます。
・放熱・蓄熱作用がある
漆喰の断面は呼吸し続けているため、夏は受けた熱を放熱し、冬は蓄熱することで快適な室内温度を保つことができます。
□漆喰のデメリット2つ
・ひび割れしやすい
漆喰はゆっくり硬化するため、急激に乾燥してしまうと小さなヒビが入ってしまうことがあります。
・職人技であるため、値段が高い
接着剤で貼りつけるだけの壁紙に比べて、漆喰を塗るためには職人さんの腕が必要です。
さらに漆喰を作る工程自体にも手間がかかるため、値段はビニールクロスと比べて、3~5倍ほど高くなります。
□最後に
今回は自然素材の漆喰の特徴についてお伝えしました。
漆喰はにおいを吸収し、さらに吸放湿作用や放熱・蓄熱効果があるため、壁材として用いることで快適な空間を作ることができます。
ぜひみなさんも漆喰を取り入れてみてはいかがでしょうか。
弊社でも漆喰壁をおすすめしています。
漆喰の落ち着きのある雰囲気は、天然の木を用いた自然素材の家と相性ピッタリです。
漆喰についてさらに詳しく知りたいという方は、弊社までお気軽にご連絡くださいませ。