漆喰の特徴|自然素材の住宅を上越市の会社がご紹介いたします!
数ある自然素材の中で漆喰があります。
「漆喰って他の素材と何が違うの?」
と疑問に感じていらっしゃる方は少なくないかと思います。
漆喰という言葉を聞いても具体的にどんな素材か想像つきにくいですよね。
そこで今回は漆喰の特徴について詳しくご紹介します。
自然素材を利用したいとお考えの方の参考になれば幸いです。
□漆喰のメリット
漆喰の特徴として、まず漆喰を使うと得られるメリットをご紹介します。
*化学物質を分解してくれる
シックハウス症候群の原因といわれる化学物質を吸着し、分解することができます。
小さなお子さんがいて、アレルギーが心配だと思われている方にはぴったりな素材ではないでしょうか。
*湿度を調節できる
漆喰は室内の湿度を一定に保つことができます。
室内の湿度が高い時には水分を吸収し、湿度が低い時は水分を放出してくれます。
これによって、カビやダニの増殖を防ぐことができ、シックハウス症候群が発症する危険性を減らすことができます。
*脱臭効果ある
タンパク質はアルカリ性に弱い性質があることをご存知でしょうか。
実は、においの成分はタンパク質でできていて、漆喰はアルカリ性の材料でできています。
つまり、室内に充満したにおいが漆喰に付着すれば、そのにおいが薄くなって気になりにくくなるということです。
室内に漆喰があるだけで、部屋を脱臭することができます。
防臭剤や芳香剤の匂いが苦手な方は、漆喰を取り入れてみるといいかもしれません。
*カビやダニができにくい
先ほどもご紹介したように、漆喰はアルカリ性です。
そのため殺菌機能があります。
その機能によって、細菌が発生したり増殖したりすることを防止でき、カビやダニの発生も抑制することができます。
*燃えにくい
漆喰は、不燃性の素材で作られています。
そのため、大変燃えにくい素材として知られています。
また、燃えたとしても有害ガスを放出しません。
こうした特徴があるので、漆喰は世界遺産や多くの古い建築物に使用されています。
□漆喰のデメリット
次に、漆喰を使う際のデメリットをご紹介します。
*コストが高くなりやすい
漆喰を塗るのには時間と手間もかかります。
更に、漆喰そのものの材料費は他の材料と比べて高額です。
人件費や材料費がかかるので、漆喰を実際に注文住宅に取り入れるとなると、少し予算に余裕を見ておいた方がいいかもしれません。
とはいえ漆喰は耐久性が高いので、一度塗ってしまえば、長い間は塗り替えをする必要性がないメリットがあります。
□まとめ
今回は、漆喰の特徴をご紹介しました。
漆喰は古い時代日本の建築に欠かせないものですが、現在も私たちの住宅に利用されるほどとても優秀な素材です。
注文住宅を自然素材で建てたいとお考えの方は、是非、漆喰を利用してみてはいかがでしょうか。