2019-08-28
境界塀の費用負担
土地の境界に塀(へい)をたてる場合、隣地との費用負担はどうなるのか?
それは塀をたてる位置とお隣さんとの話し合いによります。
上記写真の塀の場合です。
わかりやすい境界杭があるので境界が明確です。
Dさんが土地を購入し、家を新築となりました。
Cさんと話をして、塀の中心を境界線に合わせると、塀はCさん・Dさんの共用のものとなります。
費用はお互いの話し合いによるので、費用負担の割合が決められたものではありません。
通常、折半するケースが多いです。
上記の塀はDさん敷地のみなので、費用はDさん100%でDさん専用の塀です。
道路から塀をおっていくと、今度は別の隣地の塀にぶつかります。
Aさん敷地にある塀はAさん専用の塀。
Bさん専用の塀がすでにあり、DさんがBさん専用塀と平行して塀をたてることも可能でしたが、そのような塀はあまりメリットがありません。
Bさんにお願いをして、Dさんの縦方向の塀を伸ばさせてもらうことにしました。
Bさんに費用負担はしてもらっていません。
塀は必ずしも設置しなければいけないものではありません。
設置したからには当然管理も必要となってきます。
塀は隣地との境界がからむので慎重に検討してください。