2017年になりましたね♪
お正月には実家に帰らない木村です。
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
神奈川からこちらに来て二十年以上になりますが、年末年始には帰省しないことにしています。
帰省は雪どけの3月末と決めています。
雪国と雪との関係は切っても切れない縁と思っています。
昨年は記録的な少雪でした。
今年は「降る、降る」と騒いでいたわりには、今のところ少雪ですんでいます。
冬の聞きなれた音、除雪車の音も聞こえません。
2シーズン続けて少雪となれば、除雪関連の会社は大変なことと思います。
除雪関連だけでなく、スキー場も死活問題です。
今朝の新聞に新潟県内のスキー場30%がオープンできていないと出ていました。
中越地区では昨年より雪がないとか。
幸いなことにこの上越地区のスキー場では雪があり、金谷山をのぞきオープンできているようです。
雪があるからこその経済効果もあるのが雪国。
確かに雪がなければ、生活するのは楽です。
神奈川にいた頃は「なんで寒冷地手当なんかあるのだろう?」と思っていました。
実際、雪国人となった今は寒冷地手当は全員に欲しいと思うくらいです。
暖房の電気代、灯油代。
スタッドレスタイヤ、靴、スコップ。
車は融雪剤(塩)でいたむので防錆加工を。
単に消耗するものだけでなく、家そのものにも費用がかかります。
雪のせいで屋根塗装がいたみやすいので、雪なし県ではありえない頻度で屋根塗装が必要です。
雨どいの受け金具も異常に多いです。
カーポートも雪国仕様。
冬タイヤをしまうスペースに、スノーダンプをしまうスペース。
除雪機や融雪の消雪パイプの設置。
あらゆるものが雪国仕様。
余談ですが、北海道人が新潟に来て驚くのが消雪パイプなんだそうです。
気温の低い北海道では、溶けた雪がまた凍るのでありえないんだそう。
とけた雪道を歩くための長い長靴を購入するはめに(^^;)
同じ雪国でも違うんですね。
雪とうまくつきあっていくのが雪国人。
雪は降りすぎず、少なすぎず、適度に降ってほしいものです。