自分でするのはややこしいグリーン住宅ポイント
最近、『グリーン住宅ポイント』で検索されてこちらをご覧になる方が増えました。
工事が終わり、申請をする時期になってきたのでしょう。
補助金にはいろいろな種類のものがあり、大抵は工事をする前に申請が必要です。
グリーン住宅ポイントは工事をしたあとからでも申請ができ、しかもお客様ご自身で申請が可能です。
新築のほうが申請できる金額が多くなる傾向がありますが、申請自体はさほど面倒ではありません。
大変なのはリフォームです。
リフォーム工事店にはこういった補助金申請があまり得意ではないところが多いです。
自分のところではできないでの、補助金申請専門の会社に丸なげしているところもあります。
先ほど、述べたようにグリーン住宅ポイントは工事をしたあとからの申請でもよいのですが、注意しなければいけないのは工事をする前の写真が必要だということ。
撮り忘れてた!
その工事は対象とならず、とても残念なことになります。
ただ撮ればなんでもよいかということではなく、撮影には色々なきまりがあります。
十数枚もある要綱のようなものがあるので、それをよく確認して撮影が必要です。
断熱工事に限っては工事中の写真が必要です。
狭い床下や天井裏での作業風景を撮るのは大変なことです。
工事中の写真なので、工事前のものではだめなんです。
何日もかかるリフォームでは写真撮りもその度に必要です。
写真が無事に撮れたとしても、今度は申請書の記入が必要です。
工事を証明する書類がいくつも必要になってきます。
毎年実施される補助金であればリフォーム店も覚えているのでしょうが、グリーン住宅ポイントのように単発のものは戸惑うことでしょう。
申請には手数料をとるところがほとんどですが、高額なゆえにご自身での申請を選ぶ方もいます。
ですが、お手上げとなっている方が多いこと…
申請が大変だから手数料が高いのです。
例えば上越市の行っているリフォーム補助金程度の申請であればご自身での申請は簡単です。
あのレベルとは段違いに難しいのがグリーン住宅ポイント。
ご自身で申請するときには相当の覚悟をもってチャレンジしてください。