勝手口ドアの網戸
引き戸ではなく片開きの勝手口ドアの網戸についてです。
勝手口から風をとりたいという方は大変多いですね。
勝手口に網戸をつける場合、大きく分けると2つあります。
1. ドア自体に網戸がしこまれているもの
2. ドアとは別に網戸を設けるもの
1.の製品は『採風勝手口ドア』といいます。
網戸がドア本体の外側についており、窓を上下にスライドさせることで風をとりこみます。
2.は色々種類があります。
左は上げ下げロール網戸と右は横引きロール網戸です。
各々メリットデメリットがあります。
私の家は、勝手口Aに採風勝手口ドア、
勝手口Bに上げ下げロール網戸、
玄関に横引きプリーツ網戸を取り入れています。
実際に生活してみて、各々の使い勝手をお伝えします。
☆採風勝手口ドアについて
まずは値段が高いです。
メーカーによって違うとは思いますが、網戸はパネル状になっていて内部からネジではずれます。
網戸掃除は丸洗いしています。
ガラスを上下させる時は、小さな子どもに手をはさむ危険性を感じました。
結構、力がかかるので幼児であれば骨折してしまいます。
窓ガラスを上下させて風を取り込むため、風をとり込める面積は最大でも窓ガラスの1/2となってしまいます。
鍵をかけたまま風が取り込めるのはよい点ですね。
☆上げ下げロール網戸について
ドアの内側に網戸があります。
値段は比較的安いのが魅力です。
上部に網戸を格納するため、ドア幅を有効に使えます。
左右に細いレールがあり、風にも強いです。
上げ下げするのは少し面倒で、何回か紐をひっぱる必要があります。
掃除は両側から拭いています。
☆横引きプリーツ網戸について
横引きにはロールタイプとプリーツタイプがあります。
格納時にはプリーツ式の方が小さく格納できます。
プリーツタイプはとても掃除が面倒です。
風にも大変弱いです。
よほどの理由がない限り、プリーツはおすすめしません。
ロール式のほうが掃除・使い勝手において優れています。
値段には大差ありません。
我が家のプリーツタイプは玄関なので、水と洗剤をかけて軽くもむように洗っています。
勝手口ではできない掃除ですね。
我が家の使用頻度の高い勝手口Bの上げ下げロール網戸の網がやぶれてしまいました。
メーカーでも替え網はありませんでした。
次の網戸を検討した結果、
『理由は採風を最大限にとりたい』
『風があたる場所なので風に強いものにしたい』
この2点からやはり上げ下げロール網戸としました。
暮らしやすい家が一番です。
新築の時には設計士さんとよく話しをして進めてください。
設計士さんは網戸のことまで考えてくれないことがあります。
インテリアコーディネーターなどがいれば、どんどん相談してみてください。