大統領就任と金利
from ミタムラ
ついにアメリカ合衆国において、正式にトランプ大統領が
誕生しました。 就任演説では、思った以上に印象的な発言は
ありませんでしたが、やはりアメリカズファースト等
今後世界市場に大きな影響を早速与えるような発言でした。
こと金融市場でも、金利上昇が予想されるのではないでしょうか、、、
という事で今日は
「住宅ローン 固定と変動の選び方」について考えます。
住宅ローンを検討している方にとって、固定金利にするか
変動金利にするかは大きな悩みです。
「全期間固定」「変動」などの金利タイプにはそれぞれ
メリット・デメリットがあり、共通の正解はありません。
そこで、今回は皆様のケースにあった金利を選ぶための
固定と変動のメリット・デメリットをご紹介します。
それではまず、
【変動タイプ】とは
金利の変動によって返済額が変わります。
返済額は半年に一度変更されるため
半年間の「金利変動」によって元金返済分や
返済額が変わってきます。
・金利水準:低
・メリット
リスクが高い分、金利は低く設定してあります。
金利が下降した場合には支払総額が減少します。
・デメリット
期間満了まで支払総額が確定しません。
金利が上昇した場合には支払金額が増加します。
【期間限定固定金利】とは
一定期間、固定金利で支払いをした後
「変動金利」あるいは「固定金利」を選ぶことが
できます。
・金利水準:中~高
・メリット
金利の上昇があっても固定期間内は影響を受けません。
固定期間終了後は、金利の状況を見て「変動金利」か
「期間固定金利」を選ぶことができます。
・デメリット
金利の減少があっても、期間内は変更することが
できません。固定期間終了後に金利が上昇している
場合、支払額が上がることになります。
【前期間固定金利】とは
支払い開始から返済終了まで金利の変動が一切ない
金利体系です。「フラット35」はこの全期間固定
金利の住宅ローンです。
・金利水準:高
・メリット
金利の変動に左右されず、支払金額が常に一定のため
安定した資金計画が立てられます。
リスクが少ないため、変動金利に比べて3つの中で
金利が最も高いです。
◆固定・変動を選ぶポイント
今後住宅ローン金利がどのように動くのかは、
金利タイプを選択する際、非常に重要な要素です。
例えば、住宅ローンの金利が
今後上昇していく可能性が高い場合、
金利上昇に応じて適用金利が見直される変動金利よりも
当初設定した金利が継続する固定金利の方が有利ですし
一方、今後金利がさらに下落するようであれば、
変動金利で金利返済を抑えるという選択肢が
有力です。
もちろん、将来金利がどうなるのかは
誰にもわかりませんが、
過去数十年の金利動向を分析した際、
現在の金利が低いのか・高いのかだけでも
わかれば、今後の動きを予想しやすくなるはずです。
ご家族のライフスタイルや資金計画に合わせて
最も適した住宅ローンを選択したいですね。。。
PS 上記の選択だけでなく、今すぐ建てるのか?
3年後に予定しているか?の要素も大切なポイント
となってきますよ。。。
今日はこれで