「フラット35、若干上昇も低金利を維持」
今日は住宅金利についてお知らせします。
今月就任した、アメリカ トランプ大統領の政治政策に
注目が集まっている中ですが、住宅業界では、
金融機関の住宅ローン金利が気になります。
今年は金利が上下に大きく動く可能性が高く、
注意が必要な年になりそうとの予想通り金利の
上げ下げが繰り返されています。
●「フラット35、若干上昇も低金利を維持」
住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と
提供するフラット35の 金利状況は、 ここ数ヶ月、
上げ下げを繰り返しております。
しかしながら、フラット35の歴史上、 まだまだ
低金利の状態であることに 間違いありません。
その他、住宅ローン金利の動向を総括すると、
各金融機関で対応は別れますが、 多くの
金融機関が変動金利に関しては据え置き、
その一方で中長期金利に関しては 金利引上げという
結果が出ているようです。
今後も、 トランプ大統領の政策によっては、
金利が上下に大きく動く可能性が高いです。
このような状況では、 中長期間金利を固定できる
住宅ローン商品の人気が高まる傾向があります。
現状での住宅ローンのおススメは、
中長期で金利を固定する選択を推奨しつつ、
現時点で最も金利が低い3年~5年程度の 住宅ローンを
一旦借り入れ、 2年程度経過した段階で、
長期固定するか、
このまま住宅ローンを短期で借り入れていくかを
選ぶのも賢い選択肢の一つかもしれません。
しかしながら、 今後の不透明な金利上昇の可能性を
考えると、 フラット35は、借入時から完済時まで
全期間固定型の住宅ローン商品なので、
今借り入れた方は35年後の完済時まで ずっと低金利
の恩恵を受けられる… というメリットがあります。
いくら借入時の金利がいくら低くても、 何年後かには
住宅ローンの返済に追われる生活… そうなってしまっては
元も子もありません。
目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの
住宅ローン商品の メリット/デメリットを理解し、
家族のライフプランに合った住宅ローンを 選択しましょう!!
下記にフラット35の金利推移を表示します。
現在がどれほど低金利であるか?? ご参照ください。
◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の
主力タイプの金利幅は… 1.12%(前月より0.02プラスポイント)
~1.69% と、金利が上がりました。
金利が上がったとはいえ、まだまだ、歴史的な低金利
を継続しており、 2017年1月も住宅ローンの金利が
低水準です。
特に住宅ローンの借り換えを検討している方にとって、
今月が絶好のタイミングであることは間違いありません。
【フラット35】の利用を予定している方、
住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、
いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!
それでは、また。