「住宅ローンのトラブルを未然に防ぐ方法」-1
こんにちは、三田村です。
今回は、「住宅ローンのトラブルを未然に防ぐ方法」について
考えて見ます。
住宅ローンに関する失敗やトラブルも様々です。しかし、
事例を知ることでトラブルを回避できるかもしれません。
今回は
住宅ローンに関する様々な失敗やトラブル事例を
ご紹介したいと思います。
「私はしっかりしているから大丈夫!」
多くの人はそう思ってトラブルに巻き込まれたり
失敗してしまっているのが現状です。
トラブルを回避するために最も有効なのは事前に
知識を身につけて置くことが大切です。
自分のためにも家族のためにも
住宅購入に関する知識をしっかりと身に着けておきたいです!
■失敗例1 ボーナス増額返済に頼る返済計画
住宅ローンを返済する際、毎月の返済額と
ボーナス時の増額返済額を設定する方法があります。
毎月一定の給料をもらうサラリーマン(公務員)家庭では、
毎月の給料により返済額を減らし、臨時収入であるボーナスでの
返済額を増やしたほうが目先の生活に影響が少なくなるため
今でもかなりの方が利用しています。
但しこの方法にはいくつか問題があります。
1.ボーナスは大きく変動する可能性がある
2.月給による返済額が少ないためその期間に
余計な金利がつき総返済額が若干増える
ご存知の通り、ボーナスは企業業績に左右されますから
右肩上がりという訳にはいきません。
ボーナスでの返済額を極端に高く設定すると、
ボーナスでは支払えない年が出てくる可能性があります。
また、ボーナス時増額返済の場合、毎月の返済額が少なくなる分、
ボーナスまでの期間の元金減少が少なくなり、
そこに金利がかかってくるため総返済額が増える事になります。
金額にすれば数万~数十万ですが同じ金額のローンを
返済するのに無駄に多く支払う必要はありませんよね。
住宅ローンの基本はあくまで毎月の返済です。
ボーナスは余裕を持って、繰上げ返済時にうまく活用するという
考え方のほうがより計画的に住宅ローンを返済すること
になるのではないでしょうか。
では、今回はこれで