住宅ローンのトラブルを未然に防ぐ方法-3
こんにちは、三田村です。
今回も引き続き住宅ローンのトラブルについて
検討したいと思います。
■トラブル例 住宅を共同購入する
住宅は高額な買い物ですから親や夫婦でお金を出し合って
購入することもあるとおもいます。
この際注意しなければならないのは購入資金の出し方と住宅の持ち分です。
例えば、5,000万円の家を購入する際、
旦那さんが3,000万を出し、奥さんが2,000万を出したとします。
この場合、住宅の名義をどちらか一方にしてしまうと
片方が出したお金を贈与と判断される場合があります。
このような問題を回避するには、
資金に応じて住宅の持ち分割合を適切に設定し、
住宅の名義を共有名義にしておく必要があります。
共有名義にしておけば、贈与税はかかりませんし
ローンを分担する事で、それぞれが住宅ローン控除を受ける事ができます。
但し、共有名義にしたからといってトラブルの種が消えるわけではありません。
例えば夫婦間で住宅を共有した場合、
離婚した際に残りのローン返済の割合などでトラブルになるケースがあります。
また、親と共有していた場合は
相続の際、兄弟間で持ち分割合の紛争になる可能性があります。
その他にも住宅を売却する際には、
共有名義者全員の署名が必要という制約もあります。
共有名義にする事が悪い訳ではありませんが、
そうすることによるメリット、デメリットはしっかり把握しておきましょう。
●失敗やトラブルは事前の知識で回避できる!
住宅購入は人生最大の買い物ですから
失敗やトラブルに巻き込まれた場合のショックは計り知れません。
但し、失敗やトラブルは事前に知識を身に付けておくことでほとんどの場合、
回避することができます。
そのために必要なのはしっかりと勉強し、
失敗やトラブルに遭わないよう事前の対策をしっかり行っておくことです。
万一、それでも巻き込まれてしまった場合は
専門家に相談するなどして出来るだけ速やかに問題を解決しましょう。
それでは、また