「住宅ローン7つの審査ポイント!!」-3
こんにちは、三田村です。
今回も引き続き、
「住宅ローン7つの審査ポイント!!」について
お伝えします。
6.完済時の年齢
金融機関によって異なりますが、 75歳から80歳が
完済時期の上限としている場合が多く、
自営業と会社員など職業や資産状況でも 異なってきます。
7.担保物件の価値
新築物件と中古物件では算定方法が異なります。
●新築物件の場合は物件価格と付随する費用を 含めた全額です。
しかし立地や建物のグレード、 近隣の取引事例から乖離
している場合は 改めて評価額を算出されて物件の購入価格よりも
低い価格になる場合があるようです。
●中古物件の場合はローンを申し込んだ金融機関が 担保価格を
算出することになるので、 想定していた価格よりも
低くなる場合があります。
以上、ここ最近の 住宅ローンの審査項目の基本をお伝えしましたが、
明らかに約10年前と審査項目が変化しており、
勤務先や勤続年数より、個人のキャリアやスキルを 重視している
傾向にあります。
それでは、転職と住宅ローンについて 統括してみます、
◆転職後と住宅ローン
これまで説明した7つの審査項目から考えると、
正社員として転職する場合では 勤続年数の問題で不利になる
ケースに なることが判ります。
転職後1年未満でも 審査基準を
満たすケースは増えていますが、 転職直後に審査を受けた場合は
厳しくなることが予想されます。
それは転職後の会社で 長い年数勤めることができるのか、
また仕事の内容や収入が 転職時に提示されていた内容と異なって
いたため 失望して離職することを考えることがあるからです。
転職後の数年は仕事に集中して業務に慣れることや 社内の人との
交流を計ることに 重点を置いて過ごしたいものです。
そしてその期間は住宅資金の頭金を蓄えることに
力を入れることが賢明かもしれません。
◆転職前と住宅ローン
住宅もほしいけど転職もしたい、 そんな時、
転職後の勤務年数の問題で 審査が通らないのではないかと思って
転職前に購入するケースがあります。
この場合、転職前の勤務年数が長ければ 審査に通ることはあります。
しかし大切なのは 転職後の住宅ローンを含めた生活費の収支を
ローンシミュレーションして 細部まで検討することです。
以上 7つの審査項目に照らし合わせ、 これから住宅の購入を検討
している方も 、借り換えを検討している方も
再度、低金利のこの時期に住宅ローンを 見直すことを検討
してみてはいかがですか!
それでは、また。